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住宅各部のお手入れ

住まいの洗剤

住まいの洗剤を上手に使う

住居用洗剤は、ご使用になる前に必ず表示を読んで、用途や標準使用量や使用上の注意などを確認しましょう。

洗剤は使い方を誤ると、洗浄効果が落ちるばかりでなく、思わぬ事故につながることもあります。
洗剤の性質をよく知り、効率の良いお手入れをしましょう。

洗剤の混合使用は絶対しない

洗剤の混合使用は、絶対しないでください。塩素系洗剤(漂白剤・カビ取り剤など)と酸性洗剤(トイレ用洗浄剤など)を一緒に使うと、有毒な塩素ガスが発生して大変危険です。このガスを大量に吸い込むと、器官の粘膜を傷つけて呼吸困難を引き起こしたり、視神経を傷めて失明につながることや命にかかわることまでありますので、特にご注意ください。
アルカリ性洗剤と酸性洗剤を混合使用すると、中和作用で洗浄効果が減少してしまいます。

標準使用量を守りましょう

洗剤の標準使用量を守りましょう。標準使用量は、洗浄効果とお手入れ箇所への影響の両方を考えて定められています。濃い液で洗ったとしても、洗浄力はほとんど変わりません。むしろ、材質を傷めることにつながる場合もあるのでご注意ください。

ゴム手袋の着用

ゴム手袋の着用で、手あれを防ぎましょう。洗剤は、油を分解・除去する性質をもつため、直にさわると手あれの原因になります。

界面活性剤について

洗剤の主成分は、界面活性剤です。1つの分子の中に、水と油の両方になじむ性質を持ち、浸透・乳化・分散・再汚染防止の作用で、汚れを取り除きます。

浸透作用

界面活性剤は、水の表面張力を低下させます。そのため、洗剤を水でうすめて使うことで、洗剤が繊維の内側まで浸透します。

分散作用

界面活性剤は、団体粒子の汚れを分散します。それで、泥汚れなども落とすことができます。

乳化作用

界面活性剤が油を包み込み、細かい粒子にします。よって水と油が混じり合い、油汚れが落としやすくなります。

再汚染防止

洗剤液に汚れた物を浸けておく場合、一度落ちた汚れは界面活性剤が包みこむため、汚れが再付着しにくくなります。

洗剤の種類

酸性

トイレ用洗剤(酸性タイプ)が代表的です。塩酸が主成分で、界面活性剤も調和されています。塩酸がたんぱく質や有機物を分解する性質を利用したもので、トイレのガンコな汚れを分解洗浄します。

中性

トイレ用洗剤(中性タイプ)は、浄化槽への影響がなく、給水管や床の手入れにも使えます。

弱酸性

浴室用洗剤がこれに当たります。クエン酸やリンゴ酸などを配合してあり、普通の洗剤では落ちにくい石鹸かすや脂肪分等を分解して落とします。

弱アルカリ性

一般住居用洗剤・ガラスクリーナー・排水パイプ用クリーナー・浸けおきタイプの換気扇用洗浄剤やガスレンジ用洗浄剤(弱アルカリ性タイプ)など。油汚れなど広範囲な汚れを落とします。

アルカリ性

次亜塩素酸ナトリウムを主成分にしています。換気扇用・ガスレンジ用洗剤(アルカリ性タイプ)、キッチン用漂白剤(塩素系)、トイレ用洗剤(アルカリ性タイプ)、カビ取り剤などです。